エターナルリターン シーズン7の振り返り

 

シーズン7、おつかれさまでした。

 

どんな状況にあっても、

全然パッチノートに名前が出てこないバーバラにとって、

このシーズン7は環境面でも性能面でもかなり変更が入りまくった、

激動の時代でした。

 

クソ環境が転じて韓国の方で運営批判が沸き起こったり(with 開発者緊急会見)、

様々な他大型タイトルや競合MOBAがリリースされて同接落ちたり、

なんか本家が急に死んだり(Black Survivalサービス終了)、

エターナルリターン本体にとっても波乱のシーズンでしたが、

私個人としては、バーバラそのものがクソ弱かったパッチの期間も含め、

新しい特性の試行錯誤をしながら楽しくプレイさせてもらえました。

 

そんな波乱のシーズン7の個人的なできごとを振り返ります。

 

 

・シーズン7:しばき棒関連パッチの内容まとめ

増幅のリワークも相まって、細かな調整がたくさん(※往年のバーバラ比)ありました。

全部書いたら冗長になるので、ここではしばき棒バーバラが影響を受けた点のみ、

要点に絞って記載します。

 

シーズン7要約:

狂奔がリワークを繰り返した末にサービス終了したため、

 応報バーバラになりました。

・固定ダメージがゲームから削除され、戦闘ダメージがガタ落ちしました。

・スキルダメージが参照する攻撃力割合が減少し、戦闘ダメージがガタ落ちしました。

・ファームプランが弱くなり、1位を目指してできることがなくなりました。

・ガチの不審人物になりました。

・島の弱者になりました。

宇宙人になりました。

 

・シーズン所感

ランクのプレイスメントがほぼ全敗、ギリギリプラチナ残留だった時点で、

手に残る相当な違和感とともに始まったシーズン7でしたが、

案の定そのあとすぐにゴールドへ転落し、

100戦以上ランクを回してもゴールドスタックしていたり、

頑張っているのに宇宙人だったり、

散々でした。

 

増幅リワーク直後、もともと怪しかった環境のパワーバランスが完全崩壊し、

その割を食った形で、不動のTier1女王だったバーバラの地位は、

Tier3~5の低い水準でフラフラしていました。

生命の木新ルート開拓をするエタニティ「増幅バーバラ勢」、

 応報を装着して寺の入り口で芋文字を描く「応報バーバラ勢」、

 ゲームプランを異にする2者せめぎあいでシーズン初日から大荒れしたバーバラのTierグラフでしたが、

 9/4にしばきババラが無事ゴールドに転落し、以降グラフは落ち着いた上向き回復を見せました。

(このTierグラフはプラチナRank以上の戦績しか反映しないため)

 

ニンブル君が「よし!こんなもんだろ!」と腰を落ち着けた調整の着地点でも、

しばきババラが従来勝てていた対面の8割くらいが無理なままだったので、

コンセプトである「全身紫装備なのに戦ったら何か強い」神話が崩壊、

なんなら金装備で全身武装してもその辺歩いてる適当な雑魚に負ける有様でした。

 

初日オブジェクトファイトは参加人数が多くなる関係でデメリットの方が大きく、

3日目4日目になっても紫装備で徘徊して順当に弱いヤベーババアの試合が増えました。

 

・応報路線について

敵からのダメージでスタックを獲得し、最大の30スタックが溜まってからの基本攻撃で、

スタックを消費してスロウ+追加ダメージを与える。

 

あんまやってる人いないシーズンで、とりわけ誰もやってないババアの、

誰もやってないビルドから繰り出される、誰も採用しない特性パンチから、

割と不快を感じる長さのスローが入ります。

 

この記事で一番すごい情報になりますが、

バーバラのタレットがけっこうな期間(今も)ずっとバグってて、

AA(基本攻撃)でしか発生しない特性効果がタレットによる攻撃でも発生します。

アイテム効果(キューブウォッチ等)にはAAカウントされてないようなので、

特性限定のバグだと思ってます。

(絶武にも、タレットの一撃それぞれが個別ダメージとしてカウントされてます)

 

誰も気づかないし、バーバラで基本攻撃系特性を付ける人は存在しないので、

今後も話題に挙がりませんが、多様性があると日陰でこういう研究が進みます。

 

話を戻すと、普通にやめてほしい具合のスローを、

タレット設置範囲+タレットAA範囲の超射程でぶっ放すことができます。

エヴァの長射程ポークに激重スロータレットの怪奇現象で反撃したら、

視界外でエヴァが漁夫にやられて死んでて超笑いました。

 

従来装備していた狂奔による不気味な威圧感、

全実験体の中でも最速のパワースパイク(ローディング画面)、

意外とやばいダメージ量、を捨てるのは個人的にも葛藤がありましたが、

シンプルにしばきババラが弱くてゲームにならないので、

真剣に考えた結果こうなりました。

 

メリットは謎スロウによって本来届かないレンジ相手にキルラインが見えること、

デメリットは特にありません。

超再生だろうが増幅だろうが霹靂だろうが、

ADババラは仕様に嫌われたので、何使ってもダメージ量に大差ありません。

使い勝手は悪いなりにも重いスローを手にしたのは今シーズン一番の追い風でした。

 

・大会出ました


大会は絶対出ない主義だったのですが、

エタリタコミュニティ全体が萎えてるタイミングでイベントを企画いただいたので、

親善イベントの数合わせとしてならいいか、と参加しました。

蓋を開けたら自分が気を遣って手を挙げるまでもないほど参加者が多く、

賑やかで大きなイベントでした。

 

実況に公式キャスター、解説に日本代表選手、

参加者にデュオ/スクアッドのエタニティ常連が多数と、

世界大会関係の顔ぶれが参加者や裏方に並び、緊張しました。

聞いてたのと違う!

 

自分は大会を通してそこまでいいとこありませんでしたが、

強い人に轢かれて雑魚死するだけでもなんか楽しく、何なら点呼の時点で既に楽しく、

これからもコミュニティ大会があれば参加してみようかと思える結果になりました。

1 vs 1で敵をねじ伏せ続けなくとも自由な遊び方でそれなりに楽しめる、

バトロワってこういうところが素晴らしいんですよね。

ニンブルさん!バトロワってこういうところが素晴らしいとのことです。

 

あとで配信アーカイブ見返したら、自分の見せ場は案の定少なかったものの、

ハウンドと戦って体力7割減ってる自分の映像が映されていたり、

散々好きに言われたりしてました。

解説「すごいですねビルドが、金剛杵でタンク・・・タンクなのか?これは?」

実況「な・・(葛藤1秒)すごい・・・(言葉選び2秒)不思議なビルドですね。」

実況「いつの間にか、金剛杵から打狗棒に装備を切り替えていますね。」

解説「何の切り替え基準があったのか、我々には一切分からない世界」

実況「・・・。」

(ダイリンと戦闘になり死にかけながら勝利、座って全回復後、ハウンドと戦闘になり再び死にかける)

 

最終的に同じブロックのルク使いの方が大会を蹂躙して優勝しましたが、

計4ゲーム回したうち、3ゲームでその方に最序盤のキルを献上しました。

ASでは余裕で勝ってましたが、年齢差が酷く負けてしまい、大会も壊れました。

 

・ランクで声優さんとマッチしました

日本語のフェリックス声優の方がシーズン5において、

しばき棒バーバラをプレイしてくださっていたことは当時より認知していましたが、

軽い気持ちで戦績を見に行くと、いつお昼を食べたのか分からないほどヤバい勢いで、

普通に半日とかぶっ通しでしばき棒バーバラのソロランクを回してらっしゃったため、

得体の知れない怖さが勝ってしまい、今の今まで言及できていませんでした。

 

時が流れシーズン7で、

ランクマッチで初めて相まみえることができ、とても楽しかったです。

同卓の際はめちゃくちゃ意識してプレイしてしまいました。

(早々にランク抜かれてマッチしなくなりました)

 

また、今シーズンでなんと(なぜか)バーバラアナウンスが実装されましたが、

上記理由により、「しばき棒バーバラ」アナウンスといえば

奥田さんであることは業界の暗黙知であったために、

当時バキッと行った瞬間にも、「いいぞ!その調子だ!」と、

中の人が使うフェリックスが地面に膝をつく傍ら、フェリックスのボイスで褒められ、

体調を崩してしまいました。

 

そして、ようやく拳で分かり合えたと思った直後、上記のツイートを拝見し、

「本物のしばき棒バーバラ」が初めて見る単語でどういう意味かよく分からず、

分かり合えたという気持ちがこちらの勘違いだったことが判明し、

体調を崩してしまいました。

 

・増幅AS路線について

度重なるアップデートのさなか、スキル増幅×AS装備の方向性も示されましたが、

バーバラでは全然強くありませんでした。

みなさん、バーバラで殴ってもあまり強くないらしいですよ。

 

実装直後、「これは公認しばきババラの時代だ!」と喜びましたが、

試してみたら全然弱く、オブジェクト全取得して全身に金装備を更新しても、

野生のクマよりはちょっと強くなるくらいでした。

 

増幅ASで武装した際の総戦闘ダメージは、致命ビルドより10%ほど高くなりますが、

積める防御が頑張っても40くらい低くなるので、

しばきババラで重要な泥試合感をうまく演出できず、結局ダメージに繋がりません。

 

(どういうこと?)

 ⇒しばきババラはCCが無いメレーなので、敵自らの意思で死ぬまで戦ってもらえないと倒しきれない

  ⇒死ぬまで希望を持って頑張ってもらいたいので、こちらの体力を多少差し出して劣勢アピールしたい

   ⇒増幅AS装備は高火力低耐久なので、駆け引き用に体力を少し減らしただけで緊急中年警報発令

    ⇒全力で勝とうとしてもCCが無いので、ビビッて一回距離を置かれてしまい倒しきれない

   or

    ⇒多少手を抜いて劣勢アピールしようものなら一気にHP溶けてポックリ逝く

 

致命ルートが混雑しすぎるようであれば、増幅ASルートに逃げようかな?

くらいにしか使えません。できればやりたくないです。

結局この世界は、攻撃上げて頭ゴチンってやった方がいっぱい人殺せます。

 

・脱出について

シーズン7の目玉の一つ、新システム「脱出」ですが、

個人的にはちょっと期待外れでした。

※シーズン7終了時点。今後シーズン8で改善されるとのこと・・・!

 

eスポーツ路線に下心出しすぎて、相当窮屈にされてしまったルミア島に、

「競争に勝利し続けて1位を取る」以外のゲームの着地点が生まれた、

これまでの流れを断ち切る革命的な変更だと思っていたのですが、

実際には条件を満たして脱出に成功しても、もらえるランクポイントは雀の涙で、

リザルト画面を眺める感情が「痛み」から「虚無」に軽減される程度なものでした。

 

現状で1位レースから脱落したゲームで、頑張って脱出するでも、

ワンチャンおこぼれを狙いつつ5・6位くらいで0キルのまま死ぬでも、

上位層以外では結果(LP増減)にそこまでの差は発生しないので、

ゲームプレイの多様性に影響を与えられる水準に至ってないのかなと思います。

 

ゴールの一つとして狙いたくなるような、

ゲームの楽しさに寄与してくれるような選択肢ではないので、

害はないけど得もなく、むしろ新規プレイヤーが覚えなければならない

(実際には覚える必要はない)煩雑なインゲームの要素が

一つ増えてしまったなぁといった印象でした。

もっと脱出するための達成条件とか工程を厳しくするとかで難度を上げつつ、

メリットもそれに見合ったおいしいLPにして、

1位か脱出か、みたいな世界観に沿ったゴールがあると面白いゲームになりそう。

 

<追記>

2023/12/13開発者ライブで、脱出システムの今後の改善が発表されました。

 

・配信

1回だけしました。

なんかめっちゃ親身にしばき棒の未来を模索してくれる人がコメント欄に現れて、

色々マジメに考えながら議論と実地検証ができた点は良かったです。

茶化さずに淡々とプレイしましたが、どう頑張っても題材が題材なので、

結局味わい深い雰囲気が出てしまいました。

 

今シーズンからチャットコマンドに対応したので、

特定の文字列(!hikkosi 等)をコメントすると、

コマンドに対応した騒音おばさんのボイスが配信に流れるようになりましたが、

当然のように誰も使わず、利用を催促しても「うるさい」と一蹴、

初日のスタミナ管理の不備をチャットで叱られ、

BGM代わりに流している騒音おばさんの動画にも常時叱られ続け、

泣いてしまいました。

 

コメントしてくれてた方が戦績を紹介してくれたので見に行ったら、

自分事のようにしばき棒を試行錯誤してくださった長い時間の痕跡があり、

本当に泣いてしまいそうになりました。

エタリタ村、優しい人いがち。

 

シーズン8について

・戦場

開発陣がこのゲームの肝を戦闘だと捉えていることはここ最近特に明白で、

ことあるごとにプレイヤー間の競争を煽るような調整を続けていました。

 

自分はファーム7:戦闘3くらいになってる割合が一番楽しく感じますが、

開発陣にとっては逆で、いかに「退屈である」ファームをプレイ体験から排して、

戦闘の多いゲームを作るかに執心しているように見えます。

 

価値観の違いはさておき、

お互い手札を吐かせあって勝利を確信した瞬間に突っ込むのが得意な実験体と、

そうでない実験体がいて、しばき棒はそうでないタイプなので、

戦場システムは極力避けると思います。

 

ストリートで遭遇ざま、雑にブン殴られてからがババアの本領なので、

自分の関知しない区画で、生存者を減らすことなく育たれるのはシンプルに逆風かも。

頑張って環境に適応したいです。

 

・脱出システム改善

脱出が一人限定で、その1枠をかけて殺し合うのは、

ブラサバの世界観にちゃんとマッチしつつ、ゲームとして面白いなと思いました。

誰かが脱出地域に移動したときのアナウンスが野球部みたいな声量してて、

毎回びっくりする問題はなるべく早めに修正してほしいです。

 

・おわりに

スキル増幅改変の件とか、もっとボロクソにスパイシーなこと書いてました。

見切り発車して主目的を達成できず、目的外の部分でゲームを崩壊させたのは、

開発手腕というよりもっと根本的なスタンスの部分へ失望するに十分な愚挙でした。

 

ただ、開発ライブで「失敗だった」と明言されたこと、

しばき棒はまだスンゴいですがその他実験体は幾分マシになったことを踏まえて、

ばっさり記載をカットしました。シーズン8も楽しく行きましょう。

 

動物からクレジット獲得できるようになるのと、

素材を連続して取り寄せられるようになるので、

騒音発生装置を作り放題になるんじゃないかとめっちゃワクワクしてます。

ウィクライン欲しがってる人にシットリとついて行って設置しまくります。

 

またシーズン8でお会いしましょう。